アタランタ戦はコッパ・イタリア決勝の72時間後
セリエA第37節の開催日時が発表された。インテルが激しく反発している。
インテルの第37節アタランタ戦は、現地時間5月27日(土)の20時45分キックオフに決まった。
インテルは21日にナポリとアウェーで対戦したあと、24日夜にフィオレンティーナとコッパ・イタリア決勝を戦う。その72時間後にアタランタ戦という日程になった。
アタランタ戦のあとで久々にミッドウィークのゲームがない週を過ごすことになるインテルは、月曜日夜の開催を希望していたが、レーガ・カルチョは受け入れず。インテルに過密日程を強いるスケジュールを組んだ。
これを受けてジュゼッペ・マロッタCEOが『スポルトメディアセット』などでコメントを残した。
「月曜日にだってできるはずのゲームが土曜日なんて理解できない。これは選手の安全を危険にさらすものだ」
シーズン終盤のこの時期のゲームは、優勝争いやチャンピオンズリーグ出場権争い、残留争いなどのチーム同士が同じ時間に試合を行うように考慮されるものだが、理由はそれ以外のところにありそうだ。
『カルチョ・エ・フィナンツァ』によると、土曜日夜のゲームはイタリアで『スカイ』と『DAZNイタリア』の両方が放送する枠であり、放送局側が強く開催を要望している。また、月曜日夜に日程をずらした場合、最終節の開催時刻決定が火曜日までずれ込むため、こちらはレーガが望んでいないようだ。
過密日程の中でチャンピオンズリーグ出場権争いのライバルであるアタランタと対戦することになったインテル。大事な試合に向けて良い状態をつくりたいところだが、レーガは非情だった。