今季の評価は「現時点でポジティブ」とマロッタ
インテルのジュゼッペ・マロッタCEOがセリエA第32節ラツィオ戦の前に『スカイ』のインタビューに応じた。『FcInterNews』が伝えている。
ラツィオ戦とチャンピオンズリーグ準決勝のどちらが重要か
「我々はインテルだから、どちらも重要だ。常に高いハードルを設定しなければいけない。もちろん、チャンピオンズリーグという最高に素晴らしい目標もある。そして、来季のチャンピオンズリーグに出場しなければいけない」
チャンピオンズリーグの収益で今後の計画は穏やかになるのか
「財務上の持続可能性は、チャンピオンズリーグで収入を増やすことでのばすものではない。イタリアのカルチョ界トータルでの分析が必要だ。我々は赤字で、それはイタリアのほかの多くのクラブもそういう状態にある。だからこそ、論理的に行動を起こすことになる」
インテルの二面性
「ポジティブに捉えていると言わせてもらうよ。スクデットレースには加われなかったが、常に自分たちを主人公だとみなしている。ナポリの影響で、ほかのチームと同じように優勝レースからは外れた。ただ、財政的にはチャンピオンズリーグも大きい。コッパ・イタリアも忘れてはいけないね。シーズンが終えてから評価を下すことになるが、現時点で我々はポジティブな評価をしているよ」
ロメル・ルカクについて
「前提として、彼のクラブと街に対する愛情というものがある。それは選手を評価する上で大切な要素だ。6月30日になると、彼は再びチェルシーの所属となり、クラブと一緒に評価をすることになる。私は彼のプロ意識の高さと帰属意識を高く感じている。それは技術や競争力と同じくらい重要な要素だ」
