ディマルコのゴールでイタリアダービーを制す
26日にコッパ・イタリア準決勝セカンドレグのインテル対ユヴェントスが行われた。試合は1-0でインテルが勝利。2試合合計2-1でインテルがユヴェントスを下して決勝進出を決めた。
ファーストレグを1-1で終えたイタリアダービーの準決勝。セカンドレグはホームのインテルが主導権を握る展開となった。
立ち上がりから押し込んだインテルは15分、ニコロ・バレッラの絶妙なパスをゴール前で受けたフェデリコ・ディマルコが流し込んで幸先良くリードを奪う。
その後もインテルが攻め、ユヴェントスがカウンターを狙うという形が続いた。
後半の序盤にインテルはエディン・ジェコがゴールネットを揺らすシーンがあったものの、オフサイドで認められず。バレッラが右ハムストリングを抑えてプレーを止めるシーンがあり、ベンチもインテリスタたちも冷や汗をかいたが、しばらくプレーを続行した。
68分、インテルはバレッラとジェコを下げてマルセロ・ブロゾビッチとロメル・ルカクを投入。72分のFKでは決定機を迎えたが、ヘンリク・ムヒタリャンのシュートはGKマッティア・ペリンの好守に阻まれた。
インテルはその後、交代枠を使い切って逃げ切り体勢。終盤はユヴェントスが前に出ようとするが、インテルの強度が落ちずにチャンスをつくらせない。試合は1-0で終了し、インテルが決勝進出を決めた。
決勝戦は5月24日にローマのスタディオ・オリンピコで開催予定。インテルの相手は、27日に行われるフィオレンティーナ対クレモネーゼの勝者となる。こちらはファーストレグでフィオレンティーナが2-0と先勝しており、大きなアドバンテージがある状況だ。