まずはインテルの状況確定が重要に
インテルはマテオ・レテギの獲得に力を入れているようだが、実際に動くタイミングは先になりそうだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が25日に伝えている。
イタリア代表で見事なデビューを飾ったレテギ。1月にはエラス・ヴェローナへの移籍が1000万ユーロでまとまりかけていたが、あと少しのところで実現しなかった。
その後、インテル移籍が話題になったが、最近の活躍で飛躍的に価値を高めている。さらにボカ・ジュニアーズとティグレの共同保有という形になっているため、取引が複雑化している現状だ。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「遅かれ早かれ交渉はスタートする。ただ、ロメル・ルカクの将来がまだ決まっていないことを考えると、インテルが来季のプロジェクトを固めるのが先。動き出すのはそれからだろう」と記し、具体的な動きは先になるとみている。
そうこうしているうちに、ラツィオやナポリも関心を強めていると言われるレテギ。インテルはチャンピオンズリーグ出場権がどうなるかも微妙な状況で、新シーズンに向けた準備は時間がかかりそうだ。