セリエBのピサ対バーリで非情な判定
23日に行われたセリエB第34節のピサ対バーリは、2-1でバーリが逆転勝利を収めた。この試合の決勝点が物議をかもしている。
インテルからレンタルでバーリに加入しているセバスティアーノ・エスポジトのゴールで前半のうちに追いついたバーリは、終了間際にPKで逆転弾を決めて勝ち点3を手にした。
PKのジャッジはいたって正当なものだった。グレゴリオ・モラキオーリのシュートがDFの手にあたり、VARでハンドが確認されている。だが、ピサはこの抗議ぶりだ。
ピサの選手はしきりにアンドレア・コロンボ主審を指さしている。じつはこのアクションはハイライト前が重要だ。
バーリのPK獲得につながった攻撃は、主審にボールが当たった流れからのチャンスだった。ピサとしてはそこに納得がいかず抗議を続けた形である。「アンタに当たってただろ!?」と言ったかは分からないが、そのような抗議があったことは容易に想像できる。
ボールが当たった瞬間にプレーを止めていれば……。ピサ同様、主審の胸中も穏やかではなかったかもしれない。
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