契約年数がネックで交渉進まず
ステファン・デ・フライはインテルに残るのだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は23日、契約延長交渉の現状を伝えている。
デ・フライは今季でインテルとの契約が満了予定。同紙によると、両者の隔たりは金額ではなく、契約期間のようだ。
インテルのオファーは1年契約だが、デ・フライ側は2年契約を望んでおり、まだ合意に至らずにいる。
インテルはチャンピオンズリーグ準決勝進出に沸いているものの、来季のチャンピオンズリーグに出られるかが分からない。そのため、高額サラリーの複数年契約はリスクが高く、現時点で動けないようだ。
ただ、デ・フライとしてもインテルに残ることを最優先に考えており、いっときほどプレミアリーグの市場開拓には熱心ではないとのこと。インテルにとってデ・フライは以前ほど重要な立ち位置ではなくなっていたとしても、ミラン・シュクリニアルの退団が決定的な状況で手放すことはできない存在だ。そのため、結論は5月以降の交渉で出ることになりそうだ。