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ベンフィカ戦で大活躍だったイタリア代表MF
インテルはチャンピオンズリーグ準々決勝でベンフィカを下し、ベスト4進出を決めた。ただ、ヨーロッパでの躍進が戦力ダウンにつながる可能性もあるという。『コッリエレ・デッロ・スポルト』は20日、来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合、インテルがバレッラを放出するのは確実だと伝えている。
バレッラはベンフィカ戦の勝利の立役者だ。2戦連続でゴールを決め、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などのマン・オブ・ザ・マッチにも選出されている。
そのパフォーマンスについて『コッリエレ・デッロ・スポルト』は「間違いなくスーパー」とし、「外国のクラブが費用を惜しまずに獲得を望む数少ないイタリア人の一人」と主張。リバプールのほかに、パリ・サンジェルマンも興味を強めているとした。
インテルが国外からの関心に抵抗するには、チャンピオンズリーグ出場権を取るしか道はないとみている。バレッラの契約は2026年まで残っているが、チャンピオンズリーグ出場権のないインテルとさらに契約を更新するとは考えにくい。ミラン・シュクリニアルのようにフリーで退団するような事態だけは避けなければいけないため、インテルとしても交渉に応じるはずだと記事は伝えている。
インテルがベンフィカ戦のような闘志をセリエAでも見せられれば大きな問題にはならないはずだが……。