インテルには若返りを望む
インテルのレジェンドであるジュゼッペ・ベルゴミ氏が16日、『スカイ』の番組に出演し、インテルの現状について語った。
インテルは先週、チャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグのベンフィカ戦で先勝したが、週末のセリエA第30節ではモンツァに敗戦。再びシモーネ・インザーギ監督の解任が噂される事態になっている。
ベルゴミ氏は次のように語った。
「私はトップ4を逃すことを恐れていない。チームについては若返りを考えるね。チャンピオンズリーグで決勝まで進めば4000万ユーロ入る時代だ。世間も若返りが必要なことは認識している。ただ、夢を奪うことはできるだろうか? もちろん、ピッチに立つ以上、勝ち上がりたいものだ。カンピオナートもあるが、カップ戦で夢がある」
「ミランはチャンピオンズリーグに集中することを選んだのだと思う。ただ、インテルは違うね」
「インテルは守りを固めるチームを相手に苦戦している。それをすぐに突破できないと、ナーバスになることが多い。平均年齢が最も高いチームの一つで、いつもベテランがいる。もちろん、チャンピオンズリーグに出られた方が良い。だが、違うプランで若返りを図ることもできる。インテルは2年前からチャンピオンズリーグで戦っており、そして常に誰かを売らなければいけなかった。インザーギを責めることはできない」