インテルFWマウロ・イカルディの価値は、この半年でほぼ半額まで下がったかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が2日に伝えている。
シーズン序盤、エースとして、主将としてインテルを引っ張ったイカルディは、クラブにとって売却不可の選手。獲得を望むクラブは、契約解除金の1億1000万ユーロを用意しなければいけなかったとされている。
しかし、12月中旬、妻のワンダ・ナラがクラブとの交渉に臨んだあたりから暗雲が立ち込めると、年明けの練習でイカルディが遅刻。クラブは10万ユーロの罰金を科した。このときの市場価値が8000万ユーロ程度と記事は記している。
そして2月13日、クラブはイカルディをカピターノから降ろすことを決断。ハンダノビッチがキャプテンマークを巻くことになった。
その後、3月21日にイカルディはスパレッティ監督が起用できる立場となる。まずは個別調整だったが、26日からグループメニューに合流した。
だが、スパレッティ監督はラツィオ戦の招集メンバーにエースを含めず、問題はさらに話題となった。
クラブは今季終了後のイカルディ放出を目指すとみられており、6000万ユーロの値札をつけているようだ。
3日に行われるジェノア戦に向けた遠征メンバーに入ったイカルディ。再び価値を高めていけるだろうか。