どちらを応援するか複雑なダビド・スアソ
現役時代にインテルとベンフィカの両方でプレーした経験のあるダビド・スアソが、ポルトガル『SAPO』のインタビューに応じた。『FcInterNews』が取り上げている。
2007年にカリアリからインテルにやってきたスアソは、2008/09シーズンにレンタルでベンフィカの一員になった。
「どっちが勝つか予想するのは難しい。どちらも偉大なチームだ。インテルはイタリアで苦しんでいるところだね。ベンフィカはポルトガルで順調だ。でも、それがこの一戦の有利不利につながるとは思っていない。この戦いでより良いプレーをした方が突破すると思う」
「どちらの応援をするか? 複雑だよ。どっちも僕のチームだ。素晴らしい試合をしてもらって、勝った方がチャンピオンズリーグ決勝まで行ってほしい。次に控えるのはナポリかミランし、どうなるか分からない」
「インテルは経験豊富で、そこはベンフィカ以上だ。その意味でベンフィカとしてはやりにくいと思うけど、逆も同じだろう。ベンフィカには優れた才能が集まっている。パリ・サンジェルマン戦をみたけど、とても印象的だった。イタリアだと一般的には簡単な試合だとみられているっぽいけど、カルチョを知っている人は困難な試合になることを理解している。ベンフィカはインテルに比べて失うものがないから、プレッシャーなく試合に臨めるだろう」
スアソはベンフィカが最も警戒すべき選手として、エディン・ジェコを挙げた。
「経験豊富でタフだ。ゴール前でのポジショニングが絶妙で、すごく対応しにくいだろう。そしてロメル・ルカクもいる。ラウタロ・マルティネス以上のブラーヴォだ。誰がプレーするかは知らないけど、選手たちにとってはタフなゲームになるはずだよ」