フィオレンティーナに敗れたインテル
1日に行われたセリエA第28節のインテル対フィオレンティーナは、0-1でインテルが敗れた。現地メディアの選手採点を紹介する。
インテルで特に評価が低くなったのは前線だった。『FcInterNews』は多くの選手に5を付けているため、ロメル・ルカクに対する5は目立っていないが、『TMW』は4の単独最低評価とした。
ルカクについては、やはり49分の決定機逸はマイナス材料。『TMW』は「赤(ベルギー代表)が似合うのか、インテルで考えすぎなのか。代表戦2試合で4ゴールを決めた男とは遠い親戚のようだ。本来のビッグ・ロムを待ちわびる多くのティフォージにとっては冗談のようだ」と記した。
また、『スポルトメディアセット』は5でチーム最低タイ評価。「コンディションは良い。代表戦のあとで士気も高い。ただ、ゴール前での精度があまりにも低い」と指摘している。
先発の機会を得たホアキン・コレアは、『TMW』が4.5、『FcInterNews』『スポルトメディアセット』は5と、やはり低評価だった。
比較的好評価だったのがヘンリク・ムヒタリャンで、『スポルトメディアセット』は6.5を付けている。「インテルの中で最も試合を好転させられる。ただ、ほかの選手と同じで狡猾さがない」とした。
また、ラウル・ベッラノーヴァは途中出場で好印象を残しており、『TMW』は6.5の評価。「たくさん走り、ドリブルを試み、チャレンジをした。チームにとって苦い一日で良いニュースになった」と記している。
『FcInterNews』はシモーネ・インザーギ監督にチーム最高タイの6を付けた。「この結果をみただけで不十分と言ってしまうのはできないだろう。インテルにチャンスは多くあり、個人のミスで台無しになったものがある。ゴールを前にしてちびってしまうような選手たちに自信を与えない監督のせいだという理論が通るのであれば、すぐにでも解任になるだろう。ただ、我々が論じているのは、一定レベル以上で給料をもらってプレーをしている選手たちについてだ」とし、フィオレンティーナ戦の敗戦はピッチ上の問題だとした。