シュクリニアルの後釜にはデミラル?
インテルがアレッサンドロ・バストーニ放出の危機を迎えるかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が29日に伝えた。
バストーニは現行契約が2024年までとなっており、インテルが契約延長に動いている一人。ただ最初のコンタクトを終えて、その隔たりが明白になったという。
バストーニは現在、インテルで年俸280万ユーロを受け取っている。インテルは400万ユーロ+ボーナスで交渉したいようだが、バストーニ側の要求は550万ユーロだという。
インテルにとって厳しい条件であることは間違いないが、バストーニの要望を無視することも難しい。というのも、バストーニに対してはマンチェスター・シティやチェルシーが興味を持っており、契約延長が成立しなければ、安値で手放すほかなくなってしまうためだ。
アタランタと大型取引か
仮にバストーニの契約延長がうまくいかなかった場合、インテルはジョルジョ・スカルヴィーニ獲得の動きが本格化すると『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は予想している。こちらはアタランタの評価額が4000万ユーロとされているが、インテルはジョヴァンニ・ファビアンの譲渡などで値引きを目指すものとみられている。
また、インテルはミラン・シュクリニアルの後釜として以前からメリフ・デミラルを狙っており、アタランタとの大型取引が起こるかもしれない。
まずはバストーニの契約延長がどうなるのか。インテルの将来を左右する重要な交渉になるかもしれない。