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「インザーギだけの責任じゃない」。選手のリーダーシップ欠如を指摘するレジェンド

【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com

「これからも年齢のいった選手をフリーで獲得していくのだろうか」

インテルのレジェンドであるジュゼッペ・ベルゴミ氏が、ジャン・ルカ・ロッシ記者のYouTubeチャンネルで独占インタビューに応じた。その中で、批判が高まるシモーネ・インザーギ監督にも触れている。

ベルゴミ氏は、インテルの現在の問題が指揮官だけの責任ではないという見解で、次のように語った。

「この2年間、私の意見はみんなの流れに逆らっていた。みんなはインテルが良くなったと言ったが、私は違った。今日のサッカーは、1対1や切り替え、ペースの変化から成り立っている。インテルはそういったタイプの選手がいない。ルカクを違う形で使ったらいけるかもしれない。ただ、インテルは優れた足を持っていて、決定的な試合ではインザーギが常にいた。ミランやユヴェントスといった試合は特別で、そこでやれることは一つのメリットなんだ」

「インテルは最近のメルカートで苦しんでいる。インザーギに責任があるとしても、選手にだって責任はある。リーダーたちが団結しなければいけない。バレッラを筆頭に責任を負う必要がある。4位以内でリーグ戦を終えて、チャンピオンズリーグでは最後までいかなければいけない。ベンフィカは強い。ユヴェントスを倒したチームだ。自国リーグでも優勝に向かっている。ここに勝てばイタリア勢対決だ」

「インザーギのことを考えるのはクラブだ。監督の日々の仕事ぶりを見ているのはほかでもなくディレクター陣だ。簡単に勝つべきところで何度も勝ち点を失ってきたのは事実だ。クラブはメルカートで何ができるかを理解しなければいけない。これからも年齢のいった選手をフリーで獲得していくのだろうか。長期的なことを考えたら、ほかの道を選んでいかなければいけない」

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