インザーギ監督の発言にも不満のジャンルカ・ロッキ
セリエA第27節のインテル対ユヴェントスで起きたジャッジについて、審判団の責任者たちはどう考えているのだろうか。『スポルトメディアセット』が20日に伝えた。
注目が集まっているのは、フィリップ・コスティッチのゴールにつながった一連のアクション。この中でユヴェントスの選手にハンドがあったのではないかと話題になっている。
ハンドを確信しているインテル陣営は怒りのコメントを残していたが、イタリア審判連盟（AIA）はダニエレ・キッフィ主審とVAR担当のパオロ・シルヴィオ・マッツォレーニをどう評価しているのだろうか。
同メディアによると、AIAのジャンルカ・ロッキは、キッフィ主審のジャッジに満足はしていない。ファウルやカードの多さ、ナーバスな対応は試合をコントロールしていたとは言いがたく、評価は低かったそうだ。
ただ、AIAはシモーネ・インザーギ監督の発言に不快感もあるという。ゴールシーンのVARチェックに4分近い時間を要したことも話題になっているが、「コスティッチのゴールについて20秒で結論を出せというのは絶対的に無礼。重大なミスがないように配慮して4分間を使った。そのことを証明するために、ロッキはキッフィとマッツォレーニのこの間の対話の音声を公開することも検討している」とした。
