チャンピオンズリーグのドローで起こり得る問題を事前に確認
17日にチャンピオンズリーグ準々決勝以降の組み合わせ抽選が行われる。サン・シーロの使用について、UEFAが事前に明確化した。『スカイ』が16日に伝えている。
チャンピオンズリーグでのミラノダービーが久々に実現するのではないかと話題になっているが、もちろんほかにも選択肢は多い。ベスト8以降の抽選は、クラブランキングや所属するサッカー連盟は関係なしで、全てのチームがフラットな状態だ。そのため、事前の調整はない。
すると、サン・シーロをどちらが使用するのかという問題が発生する可能性がある。抽選のルールでは、最初に引かれたクラブがファーストレグをホームで戦う。開催日はファーストレグが4月11日と12日、セカンドレグが同18日と19日で日程に余裕がないため、ルールに従うとインテルとミランが同じタイミングでサン・シーロを使う可能性がある。
UEFAは24時間以内に同じスタジアムで試合を行うことを禁じているため、どちらかが変えなければいけない。この場合日程の調整は不可能なため、どちらかがファーストレグとセカンドレグの開催地を逆転させるしかなく、今回はミランが優先ということに決定。サン・シーロでの試合のタイミングが重なった場合は、インテルが抽選結果に従わないことになる。