シモーネ・インザーギ監督に対する意見は変わらず
インテルは14日のチャンピオンズリーグ・ベスト16セカンドレグでポルトを下し、12年ぶりの準々決勝進出を決めた。アントニオ・カッサーノが、『ボボTV』でこのゲームを振り返っている。
ファーストレグで1-0と先勝していたインテルは、セカンドレグで守り抜いてベスト8行きを決めた。カッサーノの反応は、大方の予想通りだ。
「ポルトが勝ち上がりにふさわしかった。インテルはチーム力で上回っているはずで、ポルトにビッグネームはいない。こういった試合ではテンポを維持し、クオリティを発揮すべきだ。オナナの活躍がなければ、延長に入っていたはずだ」
「まわりはインザーギがすごいことをやってのけたと崇めるだろうけど、それは絶対に違う。バルセロナ戦は失うものがなく、素晴らしい試合をした。そのレベルにない格下相手に守備的な戦いしか用意していなかった。インテルは醜くラッキーなチームだ。ラウンド突破にふさわしくなかった。運は一度しかめぐってこない」
「紙面は称えるだろけど、オレはインザーギを5月にクビにすべきだと思う。準々決勝進出で歴史をつくったのに? それこそが監督の器を示している。限界ってことだよ。彼はインテルに優勝をもたらすことができないってことだ。セリエA最強の戦力を持っていて成績が悪いんだ。インザーギは改善するための時間が十分にある。でなければ、アッレグリやモウリーニョのようになってしまうだろう」