インテルは3月31日のセリエA第29節ラツィオ戦を0-1で落とした。試合後、『スカイ』のインタビューに応じたルチアーノ・スパレッティ監督が不満をあらわにしている。
FWラウタロ・マルティネスが代表戦で負傷したインテルは、FWマウロ・イカルディが招集メンバーに戻るものとみられていた。しかし、招集メンバーには入らず、スタンドからの観戦となっている。
イカルディについて問われた指揮官は「面白おかしくしているのは君たちだ。彼は自分の行いでこの状況にある。君たちがフィクションにしている」とコメント。「10分間だけでもプレーできた? いや、45分間はいけたかもしれない。それは問題ではない。ただ、ロッカールームにいる必要がある。グループには信頼が必要だ。私は22年間、自分の選手たちに信頼を持ってきた」とまくし立てた。
さらにスパレッティ監督は「イカルディ不在ならチャンピオンズリーグに行かないということではない。マウロは長くインテルにいて、何度チャンピオンズリーグへ行った? 彼には昨日伝えた。『この試合は外れる。復帰は次だ』とね。マウロが違いに? 違いというのはクリスティアーノ・ロナウドとメッシのことだ。イカルディではない。チームの真の強さとは規律とプロ意識だ。彼がいたところで今日は負けたということだ」と話している。