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首脳陣とランチミーティング
インテルは10日に行われたセリエA第26節のスペツィア戦を1-2で落とし、再び非難の声が高まっている。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、翌11日、午前練習が終了したあとでシモーネ・インザーギ監督はジュゼッペ・マロッタCEO、ピエロ・アウジリオSDとともにランチミーティングに臨んだとのこと。スペツィア戦の敗北を振り返った上で、チャンピオンズリーグ・ポルト戦とカンピオナート次節ユヴェントス戦の重要性を確認したあったという。特にチャンピオンズリーグでのラウンド突破は財政面でも重要で、クラブに2000万ユーロの利益をもたらす。
インザーギ監督と選手のスペツィア戦の反省は12日の予定。映像で具体的な分析をして修正を促していく。また、ピッチ外の問題にも細心の注意を払っていると『ガゼッタ』。エディン・ジェコは今季で契約満了、ロメル・ルカクはチェルシーからのレンタルが継続になるか不透明な状況のままプレーしており、これらが悪影響を与える可能性もあると指摘した。
続投はチャンピオンズリーグ出場権だけでは微妙？
『FcInterNews』は、インザーギ監督続投について言及した。「チャンピオンズリーグ出場権獲得さえ危うくなり、不安定なパフォーマンスに経営陣は頭を抱えている」とし、「現時点でチャンピオンズリーグ出場権獲得だけでは来季のネラッズーリのベンチに置くには十分ではないだろう」と記した。
そして、あり得る後任候補も挙げている。インザーギ監督の契約が2024年まで残っており、解任という形であれば、金銭的に負担の少ない監督が新進気鋭の指導者が現実的だろうとした。
一方で、インザーギ監督がすぐに新しい職場を見つけた場合はインテルとの契約が切れるため、もう少しをお金を投じることが可能に。その場合はトッテナム監督を退任すると言われるアントニオ・コンテ監督の復帰は当然可能性として浮上するはずだと伝えた。
とはいえ、「具体的なことは何も決まっておらず、紙面に記される噂以外は何もない」と同メディア。「インザーギの将来を変える可能性があるのは目の前の試合だけだ」とした。
