ムヒタリャンとチャルハノールの活躍でインテルはどう変わるのか
10日のセリエA第26節でスペツィアと対戦するインテルは、マルセロ・ブロゾビッチの先発が予想されている。最近の報道で今夏の移籍が話題になっているが、どのような働きを見せるだろうか。
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ヘンリク・ムヒタリャンが市場を変えた?
『トゥットスポルト』は7日、ヘンリク・ムヒタリャンの活躍にフォーカスし、「ブロゾビッチはもはやアンタッチャブルではない。ケガの回復をめぐってクラブとの軋轢もあり、フロントは中盤に新しい選択肢も考えている」とした。
ブロゾビッチの放出とロベルト・ガリアルディーニの退団が重なれば、よりフィジカル的な選手が必要となる。フランク・ケシエ、ユヌス・ムサ、エムレ・ジャンのような選手だ。
ハカン・チャルハノールの爆発で…
『FcInterNews』は8日、ブロゾビッチとハカン・チャルハノールに着目し、「奇妙な状況」と見出しを付けた。
「少し前は不可欠な存在だったが、いまは高級リザーブに降格したようにみえる。もう一方は物議を醸しながらもミラノの反対側からアッピアーノに来て序列を高めた」と切り出している。
ブロゾビッチ不在の間、チャルハノールはプレーメーカーとして覚醒。守備面の向上も著しい。そのため、いまではブロゾビッチを手放すという論調が強くなっており、「新聞やテレビはしつこく夏の売却について伝えている」と、やや疑問を抱いている様子だ。
そして同メディアは、「果たしてブロゾビッチのような選手は本当に犠牲になるのに値するのだろうか」と疑問を投げかけた。「チャルハノールの現在の爆発がブロゾビッチの重要性を打ち消しているだけであり、長期離脱により忘却の彼方へ消えていいのだろうか」と記している。
さらに、「この疑問に対する答えは、市場におけるインテルの今後の動きとシモーネ・インザーギの采配が答えになるだろう」とし、これからの動向に注目している。
チャンピオンズリーグのポルト戦を控えた状況でのスペツィア戦。このタイミングで先発するとみられるブロゾビッチは、クラブ内でどのような評価であり、これからどうなるのか。フロントもティフォージも大きな関心を持っているはずだ。
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