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「インテルには感謝だけ」。古巣との対戦に意欲のエスポジト。2人の弟にも言及

インテルで育ったイタリア代表MF

スペツィアのサルヴァトーレ・エスポジトが、10日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じ、インテル戦への意気込みを語っている。

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今冬の移籍市場でスペツィアに加入したサルヴァトーレ・エスポジトは、インテルの下部組織出身。インテルからバーリにレンタル中のセバスティアーノ・エスポジトと、インテルのプリマヴェーラで活躍中のフランチェスコ・ピオ・エスポジトの兄である。

インテルへの感謝

「インテルには良い思い出ばかりだ。イタリアで最高の育成組織で育ててもらって感謝しかないよ。ジョヴァニッシミやアッリエーヴィではスクデットを獲った。サマデンさんやザンケッタ監督、コウエ監督には、人としてもいろいろ学んだ」

「エスポジト・ファミリーとして、インテルには感謝だね。セバスティアーノはチャンピオンズリーグでもセリエAでもデビューさせてもらった。生涯残ることだね」

スペツィアは現在苦境。監督交代もあった

「センプリチ監督のことはSPALのときからシッチ得る。ボールポゼッションと素早いパスワークを好むタイプだね。(監督就任から)最初の2試合では、アグレッシブで意欲的な姿勢をチームが示して、巻き返したいという意思があった。それを続けていくことだ大事だ。自分たちの強みを理解して、相手に合わせるんじゃなくて、自分たちの特長を推しだしていくことが大事だと思う。インテルのような強い相手でも、勝負を挑んでいかないといけないね」

弟セバスティアーノはかなり嘱望されていた。うらやむことはなかったのだろうか。

「そんなのおかしいよ。だって同じ血筋なんだ。弟がボルシア・ドルトムント戦でデビューしたとき、僕はサン・シーロにいたよ。弟と一緒にピッチに立っている気分で興奮した。弟がパスを受けるときはスタンドから僕もパスの動きをしていたくらいさ。一緒にU-21 EUROを戦えたら最高だね。オリンピックにも出たいけど、アッズーリを背負う以上、勝つために最大限の努力をするのが義務だ」

フランチェスコ・ピオはプリマヴェーラでゴール量産中だ。

「ピッチ外のアドバイスはするよ。でも、それ以外のことはインテルに育てることのプロたちがいる。その人たちのアドバイスに耳を傾けることが大事だね。プロでやっていくポテンシャルは十分にあると思う。ただ、静かに見守っていかなとね」

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