後任に推すのはチアゴ・モッタではなく…
アントニオ・カッサーノが『ボボTV』でインテルを非難した。特にシモーネ・インザーギ監督とジュゼッペ・マロッタCEOが標的だ。
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インテルは26日のセリエA第24節でボローニャに敗れている。カッサーノはこの試合を受けて、次のように語った。
「オレから見てインテルの分析はめちゃくちゃ簡単だ。一番の問題は監督。インテルが試合に勝つのは、選手たちが自分たちのモチベーションを高めているときで、監督からプラスアルファが必要な試合でそれがないことは明らかだ」
「ユヴェントスとインテルは戦力的にすごく強い。圧倒的だ。じゃあスパレッティとインザーギを比べよう。インザーギはフェラーリをゆっくり走らせる。スパレッティはアウディを時速1000キロで走らせる。そういうことだ。インザーギはモチベーションを上げることができない。もっとカルチョを進化させて、もっと何かを与えなければいけない」
マロッタCEOは、繰り返しインザーギ監督への信頼を口にしている。
●インザーギへの信頼は「一度も欠いていない」とインテルCEO。ただし注文も
「マロッタはテレビに出るたびにデタラメを言っている。そして、シーズンが終わると監督に冷酷な態度を取るんだ。昨季は戦力的に大きな違いがあるミランにスクデットを奪われた。今季ははるかに低予算なチームに勝ち点18差だ」
「オレはインテリスタとしてインザーギがチャンピオンズリーグで優勝することを望んでいるが、それができないなら切るしかない。インテルの大きな問題として、選手たちがどっちに向けばいいか分からないとき、全て監督の責任になるところがある。彼は人として素晴らしいし、礼儀正しい。オレはいつだってリスペクトしている。ただ、時には正直になるべきだ。チャンピオンズリーグで優勝するか、『ありがとう、さようなら』しかない」
インザーギ監督を解任したとして、誰を迎えるべきだろうか。チアゴ・モッタという意見が最近は多いが、カッサーノの意見は違うようだ。
「ほかにもいると思う。特にデ・ゼルビだね。彼はすごい監督だ。インテルが正しい道に戻りたいなら、ブライトンから彼を連れてこよう。もしくはフィオレンティーナからイタリアーノを引き抜くしかない」