あのホットラインが復活!
インテルは22日、チャンピオンズリーグ・ベスト16ファーストレグでポルトをホームに迎え、1-0で先勝した。
●今こそ着たい! 使い勝手抜群の高品質ロンTのご紹介【カルチョイズム・アパレル】
セルジオ・コンセイソン監督率いるポルトをホームに迎えたインテルは、マルセロ・ブロゾビッチがベンチスタート。ハカン・チャルハノールがプレーメーカーを務め、ニコロ・バレッラとヘンリク・ムヒタリャンが脇を固めるお馴染みの形となった。前線はラウタロ・マルティネスとエディン・ジェコ。ロメル・ルカクはベンチからとなっている。
インテルは18分にチャルハノールが左サイドから右足で鋭いシュートを放つが、GKディオゴ・コスタに止められる。アディショナルタイムにもディオゴ・コスタの壁。右サイド深い位置からフェデリコ・ディマルコがニアにクロスを入れると、バストーニがヘディングで合わせる。しかし、これもポルト守護神に好守に遭った。
後半の序盤はポルトペース。特に55分からの3分間はインテルが守備で歯を食いしばった。55分、ポルトにカウンターを許してタレミにフィニッシュまで持ち込まれるが、アンドレ・オナナが好守。57分にはそれ以上の大ピンチを迎えるが、ミラン・シュクリニアルが相手のシュートをブロックする。こぼれ球をさらに狙われるが、オナナが2連続でセーブ。最後はバレッラがかき出し、チーム全体で守り抜いた。
その後、ルカクとロビン・ゴセンスを投入したインテルは、次第に試合の主導権を取り戻し、72分にブロゾビッチを投入。ポルトは78分にオタービオが2枚目のイエローカードで退場となると、後ろに人数を固めて0-0を狙った。
攻め続けたインテルが報われたのは86分。インテルにとっては、なつかしのホットラインだ。右サイドからのバレッラのクロスが上がると、ルカクがヘディング。これは左ポストに嫌われたが、こぼれ球をルカクが自ら押し込んでついに均衡が破れた。
アウェーでのセカンドレグは3月14日に開催予定。苦しみながらも勝ったインテルは、大きな収穫があったはずだ。