古巣インテルとの対戦は「試合が始まってしまえば…」
ポルトのセルジオ・コンセイソン監督が、『UEFA.com』でチャンピオンズリーグについて語った。
コンセイソン監督といえば、かつてインテルの選手だったことでも知られているが、それ以前にサン・シーロでプレーした経験がある。1996/97シーズンのチャンピオンズリーグで、相手はミランだった。
グループステージでサン・シーロを訪れたポルトは、ミラン相手に3-2で逆転勝利を収めている。当時を振り返って、コンセイソン監督が次のように話した。
「とても幸せだった。世界最強レベルのチームと対戦するということでモチベーションにあふれていたし、それも世界最強クラブを決める大会だった。最初は少し緊張するけど、それは当然だね。アドレナリンのせいだ。あのときは世界一のサイドバックだったパオロ・マルディーニと対峙した。世界最高のスター軍団と対戦したんだ。プレッシャーはすごかったけど、最高の勝利だったよ」
インテルとの対戦だが、試合が始まれば関係はない。
「古巣との対戦は常に特別だが、試合が始まってしまえば、自分が現役時代にどこでプレーしていたかなんて忘れるものだ。その試合で何をすべきかに集中する。相手が誰であろうと、監督として、できる限りの準備をするだけだよ」
コンセイソン監督はいまも選手時代のようにハングリーで闘争心むき出しだ。
「負ければイライラするし、勝っても浮かれるタイプじゃない。あまり満足できない性格で、もっと自分にできたことがあるはずだと腹が立ってしまう。私はチームとともに生きていて、ゴールが決まったら自分が決めたように喜んでしまうんだよ」
インテル対ポルト:ブックメーカーのオッズは?
21日午後時点で遊雅堂のオッズは、インテル勝利が1.72倍で、ポルト勝利が5.00倍。引き分けが3.60倍となっている。Sportsbet.ioはインテル勝利が1.70倍、ポルト勝利が5.25倍で、ドローは3.60倍だ。