ラウタロ・マルティネスが土壇場で同点弾、アチェルビが延長後半に逆転弾
インテルは10日、コッパ・イタリアでパルマと対戦した。試合は延長戦の末、インテルが2-1で勝利を収めている。
ロメル・ルカクやニコロ・バレッラ、マルセロ・ブロゾビッチ、ハカン・チャルハノールらを欠くインテルは、ラウタロ・マルティネスとホアキン・コレアの2トップでスタート。中盤にはクリスチャン・アスラニやロベルト・ガリアルディーニが起用された。
セリエBのパルマを相手に序盤から主導権を握ったインテルだが、テンポが遅く、相手を崩しきることはできない。
すると38分にまさかの展開。スタンコ・ユリッチに強烈なミドルシュートを叩き込まれてパルマに先制を許して折り返した。
後半に入ってシモーネ・インザーギ監督は攻撃的な采配。67分にアレッサンドロ・バストーニ、デンゼル・ドゥンフリース、ヘンリク・ムヒタリャンを下げてフェデリコ・ディマルコ、ラウル・ベッラノーヴァ、エディン・ジェコを投入。3-4-1-2のシステムに切り替えた。
それでもなかなか同点弾が生まれなかったインテルだが、88分にようやくゴール。ラウタロ・マルティネスのシュートが相手DFに当たってコースが変わり、土壇場で1-1に追いついた。
インテルの逆転弾は延長後半に入ってから。110分、ディマルコのクロスがGKジャンルイジ・ブッフォンにパンチングされたところに途中出場のフランチェスコ・アチェルビ。やや距離のあるヘディングシュートをがら空きになったゴールに決めて2-1とした。
苦しみながらも勝ち進んだインテルは、準々決勝でアタランタ対スペツィアの勝者と対戦する。こちらは19日に開催予定だ。