インテルは契約満了待ち
インテルがマルクス・テュラムの獲得に力を入れている。『90min』の報道をベースに、『FcInterNews』が現状を伝えた。
フランス代表としてカタールワールドカップに出場したテュラムは、ボルシア・メンヒェングラッドバッハとの契約が今季まで。契約延長の意思がないことはクラブに通達済みとされており、ボルシア・メンヒェングラッドバッハはフリーでの移籍を避けるため、今冬のうちに手放したいと考えている。これは、昨年デニス・ザカリアで経験した状況だ。
ただ、インテルは移籍金を支払うつもりがなく、あくまで来夏の獲得を希望しているとのこと。そこで、選手とのプレ合意を強く求めており、その準備をしているとのことだ。
もちろん、テュラムに興味を持つクラブは多い。アーセナル、アストン・ヴィラ、トッテナム、マンチェスター・ユナイテッドなどがライバルとして挙がっている。ただ、最も強いアプローチをしているのはニューカッスルで、エディ・ハウ監督も猛プッシュしているという。
資金力があるニューカッスルは、1月の獲得で他クラブを出し抜きたい考え。1000万ユーロというボルシア・メンヒェングラッドバッハの要求も十分に許容範囲だ。
イタリアメディアはテュラムの希望がイタリア行きであることを信じているが、インテルはテュラムを「予約」できるだろうか。