ビッグクラブと争奪戦
インテルがアタランタのジョルジョ・スカルヴィーニ獲得に本気なようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が20日に伝えた。
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インテルはこの数日で、スカルヴィーニの代理人たちと接触した。アタランタの評価額は4000万ユーロ以上と高額で、インテルはレッジーナにレンタル中のジョヴァンニ・ファビアンを差し出すことを視野に入れているという。
もうすぐ20歳になるファビアンは、昨夏チェルシーへ移籍したチェーザレ・カザデイと同等の評価、つまり1400万ユーロ程度とされている。
世界中が熱視線
一方で『TMW』は同日、スカルヴィーニの関心の高さを強調した。「ヨーロッパの強豪の半分が関心を示しており、オークションになる」としている。
クリスティアン・ロメロは3000万ユーロでアタランタからトッテナムへ行き、いまでは世界王者だ。スカルヴィーニは19歳になったばかりで、さらに期待値は高いかもしれない。
スカルヴィーニに興味を持っているのはインテルだけでなく、マンチェスターの2クラブ、バイエルン・ミュンヘンがメイン。ミランも関心を示しているが、大規模な放出がなければかなり厳しい模様だ。また、ユヴェントスも注視しているが、こちらは別件で忙しく、現時点では動けないものとみられている。
交渉ではクラブ間の良好な関係をいかしてインテルが先手を取った形にも見えるが、イタリアに収まる器かどうかは分からない。今後の動向に注目だ。