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サレルニターナ戦を振り返るゼンガ、バレッラへのアドバイスは?

【写真】ph.FAB / Shutterstock.com

元教え子のホアキン・コレアにも期待

インテルのレジェンドであるワルテル・ゼンガ氏が、自身のYouTubeチャンネルで16日に行われたインテル対サレルニターナに触れた。

ラウタロ・マルティネスの先制点

「まずはラウタロ・マルティネスのゴールについてだ。試合の状況を理解してDFに囲まれながらシュートを打った。良いコースに強いシュートを打ったこともだが、厳しい状況でシュートを意識するという天性のものがあり、それは彼にとって非常に大事なことだろう」

ニコロ・バレッラのゴール

「ボールを奪ってチャルハノールがフィードしてバレッラが抜け出した。バストーニがバルセロナ戦でやったような感じのコンビネーションだ。我々はバレッラのこの特長をすでに知っている。スペースに飛び込んで良い仕事ができる。彼が注意力を欠くことがなくなり、激しく抗議をしてしまうクセがなくなれば、とてつもない選手になれるはずだ」

シモーネ・インザーギ監督の選択

「マルセロ・ブロゾビッチの控えはクリスチャン・アスラニだと思っていたが、バレッラ、チャルハノール、ムヒタリャンの3人でかみ合っているね。彼らの特長を考えると、バランス、カバーリング、経験、カリスマといったものが整っている。シモーネ・インザーギにとっては今、チャルハノールに任せて残り30分でアスラニにスペースを与えるのが正しいということだろう。優れた監督というのは、厳しい局面で大事な決断ができる。彼は今、それをやっている」

フェデリコ・ディマルコについて

「優秀なウイングバックだとは前々から思っていた。メルカートが終わるまでは、4人目のDFが足りなかったからウイングバック起用が限られていたのだろう。だがアチェルビが加入したことでウイングバックに専念できた。彼の負傷が何事もないことを祈る。ただ、途中から入ったロビン・ゴセンスも良い感じだったし、何の問題もなく頼ることができるだろう」

アンドレ・オナナについて

「彼は良いセーブをしていたね。特にピョンテクのシュートは手前でバウンドしていたし、難しいボールだった。ただ、彼の存在はサミル・ハンダノビッチから何かを奪うわけではなく、みんな熱気を与えている。彼の冷静さと自信、判断力がとても気に入っているよ」

ホアキン・コレアについて

「サンプドリアで教えたことがあるが、インテル戦ですごい決定機を外したんだ。彼には継続性と自信を取り戻してほしいね。そして、ティフォージには、彼にふさわしい後押しをしてほしい。彼は自信がつけば、それに十分すぎるほど応えることができる選手だ。素晴らしい能力の持ち主だが、自信を失うと、何もかもうまくいかなくなってしまうものだよ」

有名なコレアのインテル戦での痛恨のミス

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