【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com
オナナとのポジション争いがますます盛り上がる
インテルのサミル・ハンダノビッチが、再び評価を高めている。10日のトリノ戦でのパフォーマンスは、どのメディアでもマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。
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ハンダノビッチかオナナか
インテルはミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦でGKアンドレ・オナナがデビューしていた。今夏の新加入GKは安定感のあるパフォーマンスを見せており、このまま世代交代をしてもいいのではないかという声もあった。
そもそもオナナのデビューは、セリエA第5節ミラン戦の敗北も影響している。ミランの守護神マイク・メニャンが好守を連発した一方で、ハンダノビッチは平凡なパフォーマンスだったため、新戦力のオナナを使うべきではないかという意見が多く出ていた。それに応えるかのようにシモーネ・インザーギ監督はオナナをチャンピオンズリーグで起用している。
そんな激動の中でゴールマウスに戻ったハンダノビッチは、トリノの猛攻をことごとくセーブ。鋭い反応で何度も危機から救った。インテルは終盤のゴールで先制して、価値ある白星を手にしている。
満場一致でMOMのカピターノ
11日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ハンダノビッチをマン・オブ・ザ・マッチに選出。「7」を付けて、「5つの好守。勝ち点3の中で彼が占める部分は大きかった」としている。
『スポルトメディアセット』は「7.5」でマン・オブ・ザ・マッチ。「少なくとも6回は決定的なシーンを止めた。常に完璧なスタイルではないとしても、丁寧で対応が見事。インテルの試合を終盤までつなぎとめた」と記した。
『FcInterNews』は「8」でマン・オブ・ザ・マッチに。「彼がNHL(アメリカのナショナルホッケーリーグ)のファンであることがバレてしまった。でなければ、ロドリゲスのFKを足で止められた理由の説明がつかない」などと絶賛した。