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次節はハンダノビッチ濃厚だとしても…
インテルにとって、7日に行われたチャンピオンズリーグのバイエルン・ミュンヘン戦は、一つの歴史の転換期になるかもしれない。8日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、GKアンドレ・オナナのパフォーマンスを高く評価した。
バイエルンをサン・シーロに迎えたインテルは、ゴールマウスをオナナに任せた。シモーネ・インザーギ監督は以前から正守護神がサミル・ハンダノビッチだと明言しており、オナナについては少しずつフィットさせる狙いだったとしている。
ただ、ミラノダービーを落としたインテルは、内外からオナナ起用待望論が出ていた。そこで、インザーギ監督は、“民衆感情”に後押しされて、オナナにデビューの機会を与えている。
インテルが0-2で敗れたこの一戦で、オナナはチーム最高タイとなる6の採点が付いた。独創的で勇敢で、ときに過激なスタイルは、ハンダノビッチと真逆の魅力があるとし、指揮官の勇敢な決断に報いたと記した。
インザーギ監督は試合後、セリエA次節のトリノ戦ではハンダノビッチがゴールを守ると明言し、すぐに序列を変える考えはない様子。ただ、『ガゼッタ』は正守護神と控えのバランスは変わりつつあると綴った。