財政面の問題は続く
インテルの道は、かなり険しいものになっている。『レプッブリカ』によると、クラブの負債は7億ユーロにのぼり、残された選択肢は多くない。
ミラン・シュクリニアルの放出がうまく進んでいないインテル。スティーブン・チャン会長は、パリ・サンジェルマンが7000万ユーロまでオファーを引き上げれば取引に応じる姿勢だと言われているが、新たな動きはない。
ティフォージはシュクリニアルが残留に向かっていることを歓迎しているが、経営陣にとっては深刻な問題のようだ。
同紙によると、インテルの負債は7億ユーロ超。将来の分を含むテレビ放映権料などを担保にしている状況で、残された道は3つしかない。
まずは蘇寧が年内にインテルを完全に売却すること。ただ、これはチャン会長が現時点で考えていないという。2つめの選択肢は、ユヴェントスがやったように、新たに資本を投入すること。だが、こちらは蘇寧の選択肢になさそうだ。
そして3つめの選択肢として、主力を放出してキャッシュに換えることが挙げられる。
やはりインテルは主力を手放すしかないのだろうか。