トリノが選ぶのはどっち?
トリノのブレメルは、インテルとユヴェントスのどちらに行くのだろうか。19日が決定的な一日になると、『GianlucaDiMarzio.com』などが伝えている。
インテルは18日のトリノと会談を行った。22時まで続いた会談で、インテルは移籍金3000万ユーロ+ボーナス+チェーザレ・カザデイのレンタルというこれまで提案していた条件のままオファーを出したとされている。
ただ、マタイス・デ・リフトの放出が確実なユヴェントスは、これ以上の条件を用意しているはずで、19日に正式オファーを出す見通しだ。
クラブ同士の取引でも、選手本人に対する条件もユヴェントスが上。ただ、インテルはまだ諦めていないという。
実際、18日の会談でトリノはインテルにすぐ返答をしなかった。クラブの利益を考えれば、ユヴェントスと取引をすればいいだけのことだが、回答を先延ばしにしている。そこには、以前から合意に達していたブレメル本人の意思があるからではないかと『スカイ』は記した。状況次第では、19日に改めてインテルとトリノが話し合う可能性もあるという。
19日24時ごろまで続いたミーティングのあとでトリノのダヴィデ・ヴァニャーティSDは「一緒にディナーをして楽しくおしゃべりをしたよ。メルカートはまだ長い。我々は急いでいない。何が起こるか見ていこう。ユーヴェからのオファー? 我々はどちらのクラブとも話している」と述べた。
いずれにしても、ボールを握っているのはトリノ。ウルバーノ・カイロ会長が、誰にブレメルを売るかだ。ユヴェントスがオファーを出す予定の19日に何が起こるのかに注目が集まる。