サンチェスは金額の問題ではない?
インテルは11日、アルトゥーロ・ビダルとの契約を解消したことを発表した。
ブラジルのフラメンゴとの契約に向かっているビダルは、その仕上げを終えた。11日18時50分頃に代理人とともにインテルのオフィスに到着。クラブと話し合い、その日のうちにクラブから発表された。
これで一つの問題が解決したインテルだが、ビダルの契約解除がスムーズに行くことは当初から予想されていたこと。『FcInterNews』は、もう1つの問題についても伝えている。
ビダルの代理人であるフェルナンド・フェリチェヴィッチ氏は、アレクシス・サンチェスの代理人でもある。11日にビダルの契約解除に訪れた際、サンチェスの状況についても念をおしたと記事は伝えた。
サンチェスにはこれまでに7つのオファーがあったという。サウジアラビア、MLS、ブラジル、カタール、トルコ、そしてマルセイユ。さらに日本からもオファーがあるという。
しかし、いずれもサンチェスの希望とは違うとのこと。サンチェスの退団は、インテルが用意する退職金の額の問題ではなく、自身の望みに合うオファーがまだないからだと、インテルに確認した。
サンチェスの放出が決まらないことには、パウロ・ディバラを迎えることができないインテル。本人の希望はスペイン、特にバルセロナと報じられている。