ディバラの意思が明白なのはプラス材料
ロメル・ルカクの獲得が確実になったインテルは、次の大型補強にも注目が集まる。パウロ・ディバラの加入はどうなるのだろうか。
ディバラについては先日、ジュゼッペ・マロッタCEOが慎重な発言をしていたため、一歩後退したという見方もある。『スポルトメディアセット』は29日、インテルのディバラ獲得に必要な条件を挙げた。
同メディアは、まず必要なのがアレクシス・サンチェスの退団だとした。アルトゥーロ・ビダルについては問題なしとみられているが、サンチェスはより状況が複雑だとされている。2人が退職金に合意してインテルを離れない限り、ディバラに割く予算は生まれない。
インテルにとって好材料なのが、ディバラが現時点でほかの選択肢を考慮していない点だとしている。ただ、インテルにとってもう一つネックになっているのが、ホルヘ・アントゥン代理人が要求している手数料だという。
インテルにとっては、この金額が高すぎる。そのため、マロッタCEOは「結論に至るには確かな収束が必要で、現時点ではそこに至っていない」とはっきりと発言した。
2つの問題は無事解決されるのか。今後の交渉に注目だ。