ディバラはスタンバイ
ロメル・ルカクはインテルに戻ってくるのだろうか。交渉は複雑だが、可能性はゼロではないようだ。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、昨年夏にチェルシーへ移籍したルカクは、インテル復帰を望んでいる。そして、取引成立の期限が6月までだとした。
6月までというのは、成長法による税金優遇を受けられるかどうかの期限があるから。2019年にインテルに加入したルカクは、6月中に取引をまとめると、年俸700万ユーロとした場合、クラブとしての負担額が1000万ユーロ程度に抑えることができるという。
ただ、実際にこの取引がまとまるかは微妙なところだ。
ルカクは最近、代理人であるフェデリコ・パストレッロとの関係を解消したと伝えられている。チェルシーもクラブ買収の激動のタイミングにあり、大型取引をまとめるは時間が限られている。
『コッリエレ・デッロ・スポルト』によると、インテルとルカク側は31日に最初の話し合いを予定している。
インテルがルカクを獲得できるとしたら、もちろんチェルシーがレンタルでの放出を認めた場合のみ。時間が限られていることもあり、簡単にはいかないと予想される。それでも、インテルはこの話に興味があるようで、パウロ・ディバラには少し待つよう求めているようだ。