1年後に格安の契約解除条項あり
インテルがトリノのブレメル獲得に大きく近づいているようだ。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が26日に伝えた。
ブレメルは今季の活躍により、価格が高騰している。インテルは早い段階から興味を持っており、2月の段階でブレメル本人とは合意に達したと言われていた。
だが、トリノは他クラブからの関心を匂わせており、移籍金の引き上げを狙っている様子。交渉は簡単にはいかないものとみられている。
だが、今回の報道によると、ブレメルの契約がこの状況を打開するかもしれない。ブレメルはトリノと交わしている契約の中に、2023年夏に発動する契約解除条項がある。この金額が1500万ユーロ以下とのこと。ブレメルが1年間移籍を拒否すれば、2023年に格安でブレメルを失うことを意味する。
インテルはこの状況を把握しており、他クラブとの価格競争に乗っかるつもりはない模様。トリノは3500万〜4000万ユーロまでブレメルを値上げしたい意向だったが、これに固執すると、逆に大きな損害を被ることになりかねない。
その結果、トリノはインテルと取引をするしかない状況だという。ただ、だからといって格安というわけにはいかない。インテルはアンドレア・ピナモンティでオファーを出したが、評価額2000万ユーロの取引ではトリノは納得していないとのこと。ブレメル放出である程度の利益を見込んでいる。