ラウタロ・マルティネス2ゴールでカリアリを下す
インテルは15日、セリエA第37節でカリアリと対戦し、敵地で3-1の勝利を収めた。
ミラン勝利の結果を受けてキックオフを迎えたカリアリ対インテル。カリアリは残留争い真っ只中という状況だが、インテルは相手のモチベーションに圧されることなく、試合の主導権を握った。
25分にはイバン・ペリシッチのクロスにマッテオ・ダルミアンが合わせて先制。前半の終盤にはラウタロ・マルティネスに立て続けに決定機が訪れた。なかなか2点目を奪えなかったものの、51分にはラウタロ・マルティネスがニコロ・バレッラのパスからゴールネットを揺らして、カンピオナート20ゴールに到達。リードを広げている。
その後1点を返されたインテルだが、84分にはラウタロ・マルティネスがドッピエッタ。リードを広げて、3-1で勝利を収めた。
ミラン優位は圧倒的
この結果、スクデットの行方は最終節に持ち越しとなった。ただ、圧倒的に有利なのはミランだ。最終節サッスオーロ戦で引き分け以上なら11年ぶりの優勝が決定する。
インテルがスクデットを獲るためには、ミランが11位サッスオーロに負けることを祈るしかない。その上で、インテルがサンプドリアに勝てば、勝ち点を84まで伸ばし、逆転でスクデット獲得ということになる。