「星付きレストランの料理を定食屋価格で食べられるなら… 」
代理人のフェデリコ・パストレッロ氏が13日付『レプッブリカ』のインタビューに応じた。その中で、エスポジト兄弟についても語っている。『FcInterNews』が取り上げた。
数多くのビッグネームをクライアントに抱えるパストレッロ氏は、セバスティアーノ・エスポジト、サルヴァトーレ・エスポジトの代理人も務めている。
21歳のサルヴァトーレは、インテルで育ったあと、現在はSPALでプレーしている。19歳のセバスティアーノは、インテルからスイスのバーゼルにレンタル中だ。
パストレッロ氏は、イタリアの法律が若手の育成を邪魔していると指摘。次のように述べた。
「成長令(Decreto Cresita)はイタリアのカルチョのクビを絞めている。今はU-21イタリア代表の選手よりも、オランダから外国人選手を獲った方が好都合だ」
「たとえばエスポジト兄弟を挙げてみよう。セバスティアーノは継続して試合に出るために、スイスへ行く必要があった。サルヴァトーレはU-21のレギュラーだが、セリエBでやっている。本来、そのレベルの若手はセリエAのチームでポジションをつかんでいるべきだろう」
「ただ、クラブのせいじゃない。星付きレストランの料理を定食屋の値段で食べられるなら、みんなはどうする? これはイタリアの政治とイタリアのカルチョの重大な責任だ」