インテル専門メディアが「リベンジの準備」に触れる
インテルはステファン・デ・フライに再び強さが戻ってきた。『FcInterNews』が、ミラノダービーにおける働きにフォーカスしている。
コッパ・イタリア準決勝セカンドレグでミランに3-0と完勝したインテル。際どいジャッジはあったとしても、試合を通して安定感のある戦いをした。後方に安定感をもたらした一人が、オリヴィエ・ジルーに対峙したデ・フライだ。
同メディアは「デ・フライがジルーを消した」と称賛。これにはしっかりとした理由があったと記している。
インテルは2月にカンピオナートでミランと対戦し、1-2で敗れた。このときはジルーに2点を奪われており、デ・フライは対応の軽さを指摘されている。
デ・フライはこのリベンジに燃えていたという。気持ちの面だけでなく、コンディションや戦術面でも気を配り、ミラン戦で借りを返すつもりでいたようだ。同メディアによると、インテルのコーチ陣と話を重ねるだけでなく、デ・フライ個人の戦術アドバイザーであるローラン・フリーリンクとも連絡を取ってジルー対策をしていた。
そして、実際ほとんどジルーにボールを触れさせなかったデ・フライ。30歳の同選手は今夏の移籍が噂されているが、また一つ価値を高めているかもしれない。