インテルで育ったフランス人ウインガー
かつてインテルやパルマなどで活躍したジョナタン・ビアビアニーが、現在プレーしている環境やインテル時代について振り返った。フランス『Footmercato』に対するコメントを『TMW』が取り上げている。
33歳ビアビアニーのいまは?
ビアビアニーは2019-20シーズンをセリエBのトラーパニで過ごしたあと、長く過ごしたイタリアに別れを告げた。そして、スペイン3部のサン・フェルナンドに加入している。33歳で戦う今季は、ここまでリーグ戦19試合に出て、4ゴール2アシストを記録した。
「セリエCよりハイレベル」
スペイン3部はどんな環境なのだろうか。ビアビアニーはこう話した。
「もっとレベルが低いと思っていたんだけど、イタリア(の同カテゴリー)よりハイレベルだ。ラ・リーガのリザーブチームもあって、有望な若手がたくさんいる。もちろん、給料の水準は1部には全然及ばないけど、ちゃんとした生活を送れるくらいにはもらえるね」
「僕の契約は6月までで、スペインやほかの国からも連絡をもらっている。まずはクラブの会長と話して、それから決めるよ。僕はまだ現役でいたいんだ」
最強はアドリアーノ
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フランス人のビアビアニーはインテルのプリマヴェーラで育ったあと、様々なクラブへのレンタルを経験。主に2010年と2015〜2016年にかけてはインテルのトップチームでプレーした。
「僕はアドリアーノやイブラヒモビッチなんかと練習した。最初はフィーゴやレコバだったね。アドリアーノは天性の才能があって、スピードもパワーのケタ違いだった。お父さんが亡くなってから問題を抱えてしまったけど、僕が一緒になった中で最強だったのは間違いない」
イカルディのベンチは仕方なし
ビアビアニーは、インテルで主将を務めたマウロ・イカルディについても触れている。
「動き出しと得点力ではトップレベルの選手だ。ドリブルで相手を抜いて、っていうタイプじゃないけど、自分の強みを活かして戦うね。パリ・サンジェルマンが獲得したときの彼を知っているよ。でも、ムバッペやメッシ、ネイマールといった選手がいるんだから、ピッチに立てないのも仕方がないね」
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