「男になるときがきた」
インテルからスイスのバーゼルにレンタルされているセバスティアーノ・エスポジトが、再び謝罪をしている。20日に自身のSNSを更新した。
エスポジトは、19日のグラスホッパー戦に途中出場したが、終盤にファウルを受けた際に相手を蹴ってしまい、退場となった。先日、チーム内でトラブルを起こしたばかりにもかかわらず、信頼回復のチャンスを逸した形だ。
それでも反省している様子のエスポジトは、SNSで謝罪。自身の行いで信頼を取り戻す覚悟があるようだ。
「僕にとって簡単な時期ではありません。でも、正しいことをしていかなければいけません。皆さんに謝罪します。初日からここを我が家のように感じさせてくれたクラブ、日が経つにつれて、僕の第二の家族になってくれたチームメート、そして対戦相手、皆さんに謝罪します」
「僕たち若手は、常に経験から学ぶべきと言われます。この厳しい時間から、間違いを分析して成長し、責任を負うことを理解できたと思います。いまは正しいメンタルでいるのが厳しい時期で、自分の行為を正当化する意味はありません。ケガをしていたことへの不安や怒り、足にボールがなく、ゴールを決めるアドレナリンがなかったこと、それらは今回の行為を正当化できるものではないでしょう。ただ、それらを理解して反省し、推測することが、学びになると信じています」
「男になる時がきたのでしょう。年齢は数字でしかなく、僕の成長を妨げる理由にはなりません。ページをめくって真剣に取り組み、素晴らしい未来をつくるために必死にやっていくしかありません。フォルツァ・バーゼル」
不満爆発の経緯は…
19歳のエスポジトは、スイス・スーパーリーグ開幕5試合で4得点を挙げ、レンタル先で最高のスタートを切った。しかし、その後はケガを繰り返ている。10試合で2度復帰したものの、そのたびに問題が発生していた。
そんな中、今月9日のカンファレンスリーグでベンチ入りしたが、試合終盤に出場を命じられた際に反発。12日のリーグ戦でベンチ外となり、その後謝罪してチームに戻っていた。
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●プレー拒否で問題となったエスポジト