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ハンダノビッチ、サッリと口論「ビエルサみたいにできないのか?」 【ラツィオ対インテル】

ラツィオ対インテルで指揮官と主将が口論

16日に行われたラツィオ対インテルは、混乱のうちに終わった。インテルは1-3で今季カンピオナート初黒星。後味の悪い終わり方だった。ロッカールームに向かう通路では、インテルの主将とラツィオ指揮官で言い争いがあったようだ。


●ラツィオ対インテルの詳細はこちら

インテルが納得していないのは、81分のシーン。インテルはフェデリコ・ディマルコが接触で転倒して起き上がれない中、ラツィオはカウンターを仕掛けてゴールを奪った。インテルはプレーを止めなかったラツィオ陣営に激怒している。これで集中が切れたインテルは、さらに失点して、1-3で敗れた。

インテルの選手たちは試合後にコメントを残さなかった。それでも、舞台裏でのやりとりが徐々に分かっている。

「ビエルサみたいにできたでしょう?」

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などによると、サミル・ハンダノビッチは「なぜプレーをやめなかったんですか?」とマウリツィオ・サッリ監督に詰め寄った。すると、ラツィオ指揮官は「自分の選手たちに手を挙げる以外、私に何ができたというんだ?」と返答したという。

これに対してハンダノビッチは「ビエルサみたいにできたでしょう。ビエルサのこと覚えていますか?」と問いかけたそうだ。


●サッリは「議論の余地なし」と話していた

ビエルサのフェアプレーとは?

ハンダノビッチが話すビエルサは、もちろんリーズを率いるマルセロ・ビエルサ監督のことだ。

2019年4月28日、アストン・ヴィラと対戦したリーズは、今回のラツィオと同じような展開でゴールを奪った。すると、ビエルサ監督は、選手たちにプレーをしないことを命じ、アストン・ヴィラに1点を献上。条件をイーブンにした。

リーズは勝っていればイングランド2部の自動昇格権に入れたものの、引き分けたことでプレーオフに回り、このシーズンの昇格を逃している。

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