16日のセリエA第8節でインテルはラツィオと対戦し、1-3で敗れた。今シーズン・セリエA初黒星となっている。
敵地でのラツィオ戦。インテルは南米各国代表に呼ばれていた選手たちのコンディションが十分ではないと判断し、ラウタロ・マルティネスとホアキン・コレアはベンチスタートとし、エディン・ジェコのパートナーはイバン・ペリシッチとなった。
インテルは12分、バレッラが獲得したPKをペリシッチが右足で決めて先制する。その後はお互いにチャンスがあったが、1-0のまま折り返した。
しかし、後半は雲行きが怪しくなる。64分、不運な形でラツィオにPKが与えられると、これをインモービレに決められて同点になった。
試合のターニングポイントは81分。インテルはハーフウェーライン付近からパスを出したディマルコが相手との接触で転倒。ファウルは取られず、そのままプレーが続行となるが、ラウタロ・マルティネスがボールを失う。
すると、カウンターを仕掛けたラツィオは、ディマルコが起き上がれない右サイドから攻撃。そのまま攻めきって、フェリペ・アンデルソンがゴールを奪った。
インテル陣営は、ディマルコへのファウルがなかったこと、ディマルコが倒れている中でプレーを続行したことに激怒。一時両チームがもみ合いになり、荒れ模様になった。
その後、セットプレーで加点したラツィオが3-1で勝利。インテルは初黒星となっている。