サンプドリアは吉田麻也がゴール
セリエA第3節のサンプドリア対インテルが12日に行われ、敵地で2-2と引き分けた。
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スーパーゴール2発でリード
バストーニがコンディション不良で欠場のインテルは、代わりにディマルコを起用。この選択がいきなり当たった。
立ち上がりはサンプドリアに押し込まれたインテルだが18分、ゴール前でFKのチャンスを得ると、キッカーはハカン・チャルハノールではなく、左利きのバストーニ。壁の上ではなく、GKが構えるゴール左の隅に強烈なシュートを突き刺した。インテルの下部組織で育ったディマルコは、トップチームで初ゴールとなっている。
しかし33分にはサンプドリアが同点弾。ゴール前でインテルのクリアが小さくなると、こぼれ球を吉田麻也がシュートした。これは当たり損ねのボレーだったが、これがジェコに当たってコースが代わり、ゴールネットを揺らしている。
それでもインテルは44分、高い位置でのボール奪取からバレッラがドリブルで運んで2人をかわすと、強烈なシュートをファーへ。フリーで走り込んだラウタロ・マルティネスが左足でうまく合わせて、インテルが勝ち越しに成功した。
積極采配が裏目に…
後半に立ち上がりに同点弾を許したインテルは、積極的に交代カードを切り、67分までに5人を代えた。これが裏目に出てしまう。76分にセンシがひざを痛めてピッチを出て治療。状態が良くないことは明らかだったが、交代枠を使い切っていたため、無理をしてピッチに戻る形となった。
87分にはセンシがピッチを出て倒れ込んでしまう始末。終盤を実質10人で戦ったインテルは、2-2の引き分けで試合を終え、開幕3連勝を逃した。
試合後コメント
●シモーネ・インザーギ監督
▽センシ、レアル・マドリー戦は欠場確実とインザーギ バストーニは検査結果次第
▽インザーギ、ドロー悔やむも「3試合で勝ち点7は好スタート」【サンプドリア対インテル】
●フェデリコ・ディマルコ