インテルのFWマルティン・サトリアーノが注目を集めている。19日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が特集を組んだ。
20歳のサトリアーノは、17日に行われたプレシーズンマッチのルガーノ戦でゴールを決めた。それ以外にも見事な存在感を放っており、好印象を与えている。同選手はこの夏にレンタルに出されるものとみられていたが、ラウタロ・マルティネスの控えにふさわしいのではないかという声もあがっているほどだ。
●ラウタロを参考にしているサトリアーノ。ルガーノ戦ゴール動画も
シモーネ・インザーギ監督が高く評価しているというサトリアーノだが、ルガーノ戦だけで未来が変わることはないかもしれない。
2018年から先月までインテルのプリマヴェーラを率いたアルマンド・マドンナ氏が、サトリアーノについてコメントした。
同氏はサトリアーノの活躍に驚きはないとしつつ、フィジカル面の強さや左右の足でボールを蹴れること、ゴールセンスの良さなどを称えた。その上で、ヘディングとゴール前でのプレーについてはまだ課題があると述べ、「とてつもない伸びしろがある」と評価している。
ただ、そのポテンシャルをいかすためにも、インテルを離れるべきという考えのようだ。
マドンナ氏は「彼はプレーしにいかなければいけない。毎週レギュラーのポジションを争うチームに行くべきだ。彼は向上する意欲がある。その上で彼が幸運なのは、いてるは成長のためにどうサポートすべきかを知っているということだね」と語っている。