インテルのラウタロ・マルティネスに対して、バルセロナが興味を強めている。スペイン『Sport』の報道をもとに『スポルトメディアセット』が伝えた。
インテルとの契約延長に向かっているものとみられていたラウタロ・マルティネスだが、先日の代理人の発言から雲行きが怪しくなっている。『Sport』によると、バルセロナが本格的にラウタロ・マルティネス獲得を狙っているらしい。
バルセロナが切り札として用意しているのが、エメルソン・ロヤルだ。バルセロナは買い戻しオプションを行使してベティスから同選手を引き戻した。これはアクラフ・ハキミの後継者を求めるインテルに、ラウタロ・マルティネス獲得の条件の一部として差し出すためだという。
インテルは、ハキミの放出のみで財政難を乗り切る構えでいるが、条件次第ではほかにもビッグネームを手放す可能性があると言われている。ラウタロ・マルティネスは9000万ユーロ以上に設定しているようだが、エメルソン・ロヤルが加わってインテルがどう反応するだろうか。
そのほかでは、シモーネ・インザーギ監督が古巣ラツィオからステファン・ラドゥに興味を持っている。ただ、ラドゥはラツィオへの敬意を示して、契約延長のオファーを数日間待つことにしたそうだ。この期間中にオファーがなければ、ラドゥはフリーとなることが確実で、そのままインテルに向かうことになるかもしれない。