インテルは25日、セリエA第32節でエラス・ヴェローナと対戦する。アントニオ・コンテ監督が試合前日会見に臨んだ。
インテルはスクデットまで必要な勝ち点があと8という状況。優勝間違いなしと言われる状況だが、それでも指揮官は手綱を緩めない。
「我々は試合のことを考えている。今はまだ何も手にしておらず、今を見るしかない。可能性だけのスクデットについて話すのは馬鹿げている。私は過去の経験から、落ち着きと我慢がある。運命は我々の手にあり、それにふさわしいなら最終的に勝ち取ることができるだろう」
「我々は運が良い。後ろのことを気にする必要はない。ただ自分たちを考えればいいんだ。順位表も直接対決も関係ない。それはミランを抜いたときに伝えたメッセージだ。自分たちの運命を握っているんだ」
「ここまで我々は並外れた道のりを歩んできた。選手たちは落ち着いているよ。みんな最後のステップが残っていることを理解している。チームは良い状態で、正しい焦点があり、集中している。2年かけて想像を絶するような何かを達成するために最後のステップだ。フィニッシュラインに到達するために努力を続けないといけない」
コンテ監督はヴェローナを警戒している。
「ハードでタフな試合を予想している。ヴェローナは良い結果が出ていないが、試合を観る限り、ここ2試合は負けるような内容じゃなかった。ジュリッチは非常に素晴らしい。選手を成長させて、クラブの財産を築けるタイプの監督だ」
「我々は警戒しなければいけない。ヴェローナはどのビッグクラブも苦しめた。できる限りの戦いをしなければいけないね」