元インテルのダニエレ・アダーニが、12日の『ボボTV』で現在のインテルについて語った。『FcInterNews』が取り上げている。
同番組でアントニオ・カッサーノは、アントニオ・コンテ監督のプレースタイルにネガティブな見方を続けている。一方でアダーニは次のように語った。
「今の結果は十分評価に値する。シーズン前半戦は成長の過程で影があったとしてもね。今は美学と結果の間で誤解があるように思う。スタイルと美しさを混同すべきではないと思うね」
「ヨーロッパリーグ決勝のあとでコンテの監督解任を求める声が一部で出た。そしてアッレグリが推された。今は監督を守ることが無意味で、彼の馬車にみんなで乗っている。彼は個人もグループも改善した」
「エリクセン? インテルは彼がレギュラーになったことでスクデットを勝ちとった。彼を獲得したことでスクデットを失ったと言われる昨シーズンとは違う」
「コンテは相手にボールを持たせる。それが多すぎるかもしれない。ただ、それでも彼は主役だと感じているね。彼のチームは相手がボールを持っているときに“休む”。だから3-5-2なんだ。ボールを持っているときについても非難はできない。素晴らしいゴールも決まっている。ボローニャ戦みたいにね。キーワードは有効性だ。インテルの得点数はリーグ2位で、1試合2点ペースだ。ヨーロッパで自分たちの道を切りひらくには、ボールを持ったときの改善が必要だろうけどね」