インテルはヴェネツィアにレンタル中のセバスティアーノ・エスポジトを放出することになるかもしれない。『FcInterNews』が23日に伝えた。
インテル期待の若手であるエスポジトは、昨年夏にSPALへレンタル移籍となったが、出番を得られず、冬にヴェネツィアへ移籍。今月20日のモンツァ戦で、ヴェネツィアでの初ゴールを決めた。このゴールで再びその才能を世間に示した格好だ。
だが、現在のインテルに18歳のエスポジトを抱えることはできないと同メディアは指摘。優秀な若手であることは事実だとしても、まだ定位置を任せられないというのは否定できない事実だ。
インテルは財政難にも頭を抱えているところ。エスポジトは少なくとも1000万ユーロのキャピタルゲインが見込めるため、放出候補に挙がっているという。もちろん、インテルはエスポジトを簡単に失うつもりはなく、2年間の買い戻しオプションを付けると言われている。
エスポジトに対しては、サンプドリアとサッスオーロが強い関心を持っているようだ。また、現在セリエBで5位のヴェネツィアが昇格を果たすようなら、何らかの形でエスポジトも残留するかもしれない。
いずれにしても、エスポジトが今シーズンのセリエBの残り試合でどのようなパフォーマンスをするかは重要。それがインテルの未来にもエスポジトの今後にも影響しそうだ。