モロッコ代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、インテルのアクラフ・ハキミらを招集できない状況を嘆いた。『L’Equipe Du Soir』での発言を『FcInterNews』が伝えている。
モロッコ代表は今月の代表ウィークでモーリタニア、ブルンジと対戦する。だが、ハキミのほかに、フィオレンティーナのソフィアン・アムラバトらを招集できない。
元日本代表指揮官は「FIFAの決定は良いことじゃない。アフリカからこのイベントを奪うのは正しいことではない。彼らは代表に参加したい。だから、アンフェアでスポーツマンシップに反するものだ。差別的ですらある」と語った。
リーグアンでは全面的に代表ウィークでの選手派遣を見送ることになった。かつてレンヌを指揮した同監督は「レンヌにも非常に愛着がある。彼らのSDと話をした。私は招集に応じない選手がいるなら、その責任はとると言った。FIFAはクラブと代表チームの本質的な原則に触れたんだ。負傷した選手でも招集には応じる義務がある。その選手を残すかどうかはそのあとで判断するものだ。私からすれば、全ての選手が招集に応じるべきだ。原則の問題だよ。私からすればね」と述べている。
FIFAは2月、代表ウィークの選手派遣の義務に関する規則の緩和を4月いっぱいまで延長すると発表した。これにより、新型コロナウイルスの影響で帰国時の隔離などが必要な選手については招集を拒むことが可能になっている。
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