インテルからバーゼルにレンタル移籍中のMFダリアン・マレスに、かつての師が怒りをあらわにしている。スイス『Basler Zeitung』での発言を『FcInterNews』が取り上げた。
19歳のマレスは、昨年夏にスイスのルツェルンからインテルに移籍。その後ジェノアにレンタルされたが、ほとんど出番はなく、冬のメルカートでスイスのバーゼルにレンタル先が変更となった。
ルツェルンのファビオ・セレスティーニ監督は、「ダリアンは大きな失望だった」と回想。「あれは悪い例だ。彼は(スイス・)スーパーリーグで19試合に出ただけでインテルと契約をした。彼は自身が育ったクラブに感謝を示すことがなかった」と酷評している。
さらに同指揮官は「インテルなら拒否できない? そうだろう。ただ、何かを与えたであろう指導者とクラブに対しての何らかの行動が必要だった」とコメント。「19歳という年齢で一番大事なのはプレーすることだ。ダリアンには素晴らしいポテンシャルがある。ただ、すでに下降線を経験している。1年で4つもクラブを変えるというのは基本的にあり得ないことで、彼の年ではいけないことだ。不安定であり、ピッチに居場所がないというのは良くない」と語った。
マレスはスイス復帰後、バーゼルでリーグ戦4試合に出場。1ゴールを挙げており、再びピッチでの時間を増やし始めている。
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